数論・論理・意味論 その原型と展開 : 知の巨人たちの軌跡をたどる
https://gyazo.com/88ef2e7f785db38b1afbd35b2984ec53
数とは何か――紀元前から問われてきた,普遍的な問い.数論や論理,そして言葉の意味理解をめぐって,19世紀後半から20世紀後半までこの問いに挑んできた数学者・論理学者たちの思考の足跡を,彼らが残した著作・講義録・遺稿などの詳細な解読を通してたどる.
まえがき――知の巨人たちの戦記物語
序論 数理・論理・メタ数学の誕生と真理論・意味論の展開
第1章 デデキントの数論――論理主義の一つの出発点 第3章 フレーゲの論理主義――「判断優位説」と「文脈原理」 第5章 ヒルベルトの数学基礎論――メタ的形式主義への歩み 第7章 ゲーデルの完全性定理および不完全性定理への予示
第8章 不完全性定理の概要
第III部 真理・モデル・意味論の誕生と展開――タルスキの真理論とモデル理論 第11章 直接指示,意味,信念
第12章 フレーゲ再考――意味・意義・真理
補論1 言語と哲学――言語的転回の射程
あとがき